"無料"の衝撃 お絵かき人工知能「Stable Diffusion」試してみた【オープンソースAI】

たてはま / CGBeginner
9 Oct 202224:59

TLDRこの動画では、オープンソースのAI「Stable Diffusion」を試してみた。テキストから画像を生成するAIで、Midjourneyと同様にテキストを入力すると画像が作成される。オープンソースであるため、クラウドサービスだけでなく、自分のPCで動作させたり、コードを改造して使うことができる。安装が簡単で、GUIラッパーを使用して簡単に操作できる。プロンプトを入力して画像が生成される様子や、詳細度やクリエイティブネスを調整することで異なる画像が作成される例を紹介。また、版権物を含む学習データを使ったことによる問題点も触れている。

Takeaways

  • 😲 「Stable Diffusion」はオープンソースのAIで、テキストから画像を生成することができます。
  • 🚀 このAIは最近の進化の中で特に注目されており、Midjourneyと比較されています。
  • 💡 「テキストtoイメージ」タイプのAIは、DALL-Eから徐々に進化し、Midjourneyが出現してから急速に発展しています。
  • 🌐 「Stable Diffusion」はクラウドサービスではなく、スタンドアロンで動作し、ユーザーのPCスペックに依存します。
  • 🔍 オープンソースであるため、誰でも自由にコードを改造し、新たなアプリケーションを開発することができます。
  • 🎨 AIが生成した画像は、質が高く、人間の感性を超えるほどの詳細さを持つことが示されています。
  • 🖥️ インストールは簡単で、高性能なGPUがあれば、簡単にローカル環境でAIを動かすことができます。
  • 🔧 GUIラッパーの登場により、技術的な知識がなくても簡単に画像を生成できるようになりました。
  • 🤖 AIの学習過程で学習された画像は多岐にわたり、版権素材を含むことが懸念されます。
  • 🌟 「プロンプト」の書き方にはコツがあり、それを通じて理想の画像を生成することができます。

Q & A

  • Stable DiffusionはどのようなAIですか?

    -Stable Diffusionはテキストを画像に変換するオープンソースの人工知能です。テキストを入力すると、その内容に即した画像を生成することができます。

  • MidjourneyとStable Diffusionの違いは何ですか?

    -Midjourneyはクラウドベースのサービスで、テキストを画像に変換するAIです。一方で、Stable Diffusionはオープンソースで、自分のコンピュータ上で動作させることもできるAIです。

  • オープンソースAIとは何を意味しますか?

    -オープンソースAIとは、そのプログラムのコードが一般に公開されており、誰でも自由に使用、改変、再配布が可能なAIを指します。

  • Stable Diffusionを使用するためにはどのようなハードウェアが必要ですか?

    -Stable Diffusionを使用するには、高性能なGPUが推奨されます。特にCUDAをサポートするNVIDIAのGPUが効率的に動作します。

  • プロンプトとは何ですか?また、どのようにプロンプトを使えば良い画像が生成されますか?

    -プロンプトとは、AIに画像を生成する際に入力するテキストのことです。良い画像を生成するには、具体性があり、イメージをはっきりさせるプロンプトを用いることで、望む画像を得やすくなります。

  • Stable DiffusionのGUIラッパーとは何ですか?

    -Stable DiffusionのGUIラッパーとは、コマンドラインでの操作をGUIで行い、マウスクリックだけで操作できるようにしたものです。これにより、技術的な知識がなくてもAIを利用できるようになります。

  • Stable Diffusionで画像を生成する際のシードとは何を意味しますか?

    -シードとは、画像生成時のランダム性に影響を与える値です。同じプロンプトで異なるシード値を使用すると、異なる画像が生成されます。

  • Stable Diffusionで生成された画像はどのように使えますか?

    -生成された画像は、個人的なプロジェクトや学術的な研究、エンターテインメントなど、幅広い場面で使用することができますが、版権やモデルのリリースの許可がある場合を除いて商用には使用しないでください。

  • Stable Diffusionのオープンソース化はどのような影響を与えますか?

    -オープンソース化により、誰でも自由にStable Diffusionを改変し、新たな機能を加えることができるため、進化のスピードが速くなり、多様な使用方法が見出される可能性があります。

  • Stable Diffusionを使用する上での注意点は何ですか?

    -Stable Diffusionを使用する際には、生成された画像が含まれる権利やモデルのイメージの権利を尊重し、適切な使用を心がけることが重要です。また、オープンソースの性質上、悪用されるリスクも考えられるため、注意が必要です。

Outlines

00:00

🤖 Introduction to AI Art Evolution

The paragraph discusses the rapid evolution of AI in creating images, particularly focusing on AI services like Midjourney and StableDiffusion. It highlights how these services have transformed the landscape of AI-generated art, moving from a novelty to a tool that can produce high-quality art in a short time. The speaker reflects on the initial skepticism about AI's role in artistic domains and how services like Midjourney have proven that AI can create art that is indistinguishable from human-made art. The paragraph also touches on the shift from AI being a cloud-based service to an open-source model with StableDiffusion, allowing users to run the AI on their own computers and modify the code, thus opening up new possibilities and raising concerns about the potential misuse of AI in creating fake images.

05:03

💻 Exploring StableDiffusion's Open-Source Model

This paragraph delves into the practical aspects of using the StableDiffusion AI, which is an open-source alternative to Midjourney. The speaker describes the ease of use that has come with the community-driven development of GUI wrappers for StableDiffusion, making it accessible to those without extensive technical knowledge. The paragraph outlines the process of installing a GUI wrapper called NMKD StableDiffusion GUI and the various settings available for image generation, such as detail, creativity, seed values, and resolution. The speaker also shares their experience generating images using the same prompt 'Cosmic & Futuristic City' that was used in a previous Midjourney demonstration, noting the differences in style and detail between the two AI services.

10:05

🎨 Analyzing AI-Generated Art and Its Limitations

The speaker continues to experiment with StableDiffusion, adjusting parameters like detail and creativity to see how they affect the output. They observe that increasing detail results in more realistic images, while higher creativity can lead to more abstract and chaotic results. The paragraph also touches on the issue of AI learning from copyrighted material, as evidenced by the AI's ability to recreate specific styles and elements from Getty Images. The speaker expresses concern about the ethical implications of AI learning from copyrighted material and the potential for misuse, while also acknowledging the impressive capabilities of AI in capturing cosmic and futuristic elements in the generated images.

15:05

🌌 Creative Exploration with AI Art Prompts

In this paragraph, the speaker shares their thoughts on the creative process involved in generating AI art, likening the crafting of prompts to casting spells in fantasy. They discuss the importance of the right combination of words in the prompt to guide the AI in creating the desired image. The speaker also reflects on the different characteristics of StableDiffusion compared to Midjourney, suggesting that while Midjourney might be better suited for concept art, StableDiffusion offers a different and equally interesting approach. The paragraph concludes with the speaker's intention to continue exploring and experimenting with AI art, acknowledging the vast potential and the ongoing evolution of this technology.

20:06

🚀 Final Thoughts on AI Art and Future Prospects

The final paragraph wraps up the discussion by emphasizing the open-source nature of StableDiffusion as its most significant advantage, which allows for rapid evolution and adaptation. The speaker expresses their intention to keep an eye on the developments in AI-generated content, not just limited to images but also extending to videos and 3D models. They conclude by inviting viewers to subscribe for more content on tech topics, movie reviews, and gadget reviews, and thank them for watching.

Mindmap

Keywords

💡無料

「無料」とは、何かのサービスや製品に対して料金を請求しないことを指します。ビデオでは、Stable Diffusionという人工知能がオープンソースとして公開され、誰でも無料で利用できるという点が強調されています。これは、通常有料のサービスに比べて、ユーザーにとって非常に魅力的な要素です。

💡人工知能

「人工知能」とは、人間のように学習し、判断し、行動する能力を持ち、特定のタスクや複雑な問題を解決するように設計されたシステムやマシンを指します。ビデオでは、お絵かきAIとしてStable Diffusionが紹介されており、テキストから画像を生成するその能力がビデオの中心的なテーマとなっています。

💡Stable Diffusion

「Stable Diffusion」とは、テキストを入力するとそれに対応する画像を生成するオープンソースの人工知能です。ビデオでは、このAIのオープンソースであることが強調されており、誰でも自由にダウンロードして自分のコンピュータで利用することができるという利点が説明されています。

💡テキストtoイメージ

「テキストtoイメージ」とは、文字を入力することで、その内容に即した画像を生成するプロセスを指します。ビデオでは、Stable DiffusionがこのタイプのAIであり、ユーザーがテキストを入力すると、それに応じた画像を自動的に作成する機能について説明されています。

💡オープンソース

「オープンソース」とは、ソフトウェアのソースコードが公開されており、誰でも自由に使用、改変、再配布が可能なことを指します。ビデオでは、Stable Diffusionがオープンソースであることが特徴として取り上げられており、ユーザーがオリジナルのコードを自由に改変して新しいアプリケーションを作成できるという点が説明されています。

💡GUIラッパー

「GUIラッパー」とは、コマンドラインインターフェースのソフトウェアをグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)で操作できるようにするソフトウェアを指します。ビデオでは、Stable DiffusionのGUIラッパーを使用することで、ユーザーがマウスクリックなどによって簡単に画像を生成できるようになっていると説明されています。

💡プロンプト

「プロンプト」とは、ユーザーが入力するテキストや指示を指し、特にAIなどのコンピュータプログラムに対して指示を出すためのテキストを意味します。ビデオでは、プロンプトを用いてStable Diffusionに画像を生成させるための指示を出すことについて説明されています。

💡レゾリューション

「レゾリューション」とは、画像やディスプレイの細かい部分をどれだけ鮮明に表示できるかを示す指標です。ビデオでは、Stable Diffusionで生成される画像のレゾリューションを調整することで、より高画質の画像を作成できると説明されています。

💡クリエイティブネス

「クリエイティブネス」とは、独创性や創造力を指します。ビデオでは、Stable Diffusionで画像を生成する際にクリエイティブネスを調整することで、より独特で創造的な画像を生成できると説明されています。

💡版権

「版権」とは、著作権を意味し、文学的、音楽的、芸術的作品を創作した者に対して、その作品を複製、頒布、公衆に提示するなどの独占的な権利を与える法律上の概念です。ビデオでは、AIが学習する際に使用された画像データに含まれる版権素材が、生成された画像にどのように影響するかについて触れられています。

Highlights

AIが画像を生成する技術が指数関数的に進化している。

Stable Diffusionはテキストを画像に変換するオープンソースAI。

Stable DiffusionはMidjourneyと同様にテキストから画像を作成。

以前はAIがアートにまで及びそうとは思われていなかった。

Midjourneyは手軽で品質が高いと話題に。

Stable Diffusionはオープンソースで、誰でも自由に使うことができる。

オープンソース化により、AIのコードが公開され、自由に改造可能。

Stable Diffusionは自分のPCで動作し、クラウドサービスに依存しない。

NMKD StableDiffusion GUIを使うと、マウス操作で簡単に画像生成可能。

Stable Diffusionは高性能GPUを利用して動作する。

プロンプトを入力して画像が生成されるデモを実施。

生成された画像はリアルでテイストがあると感じられる。

ディテールやクリエイティブネスを調整して画像の質を高める。

プロンプトに応じて画像が大きく異なる結果を出す。

学習データに素材サイトの有料素材が使われたと感じられる。

プロンプトの書き方にはコツがあり、試行錯誤を繰り返す必要がある。

Stable Diffusionはオープンソースの利点で進化が早く、今後にも注目。

画像だけでなく動画や3Dモデルを作成できるAIも登場しつつある。