話題の画像生成AI!Stable Diffusionの動かし方と使い方

さくとAC
28 Aug 202226:43

TLDR今回、話題のAI「Stable Diffusion」を紹介。テキストから画像を作成できるこのAIは、無料で自分のPCで動かすこともできる。公式サイトやDreamStudioを通じて使い方やパラメーターの調整方法を学ぶ。また、Google Colabを利用して簡単に実行する方法や、自分の環境で実行するためのハードウェア要件や手順についても解説。パラメーターの調整や出力画像の例を通じて、AI画像生成の可能性を探求する。

Takeaways

  • 😀 ステーブルディフュージョンはテキストから画像を作成できる最近リリースされたAIで、無料で使用でき、精度が高い。
  • 🌐 公式サイトから直接デモを体験することができ、プロンプトを入力して画像が生成される。
  • 🖥️ 自分のパソコンでステーブルディフュージョンを動かすには、NVIDIAのグラフィックボードと6.9GB以上のVRAMが必須。
  • 🔧 ドリームスタジオベータ版を使用すると、より詳細な制御と迅速な画像生成が可能で、パラメーターを調整して出力結果を微調整できる。
  • 🎨 画像生成のパラメーターには、cfg_scaleでテキストに忠実な画像を作るか、stepsで生成にかかる時間とリザルトの質を調整するものがある。
  • 🖼️ 画像生成のサンプル数やサイズ、スタイルを指定することができ、シード値を設定して同じ結果を再現可能。
  • 💻 Google Colabを通じてステーブルディフュージョンを実行する方法が紹介されており、トークンの取得と設定が必要。
  • 🌐 公式ページからステーブルディフュージョンのモデルをダウンロードし、自分の環境でセットアップする手順が説明されている。
  • 🛠️ GitHubからステーブルディフュージョンのソースコードをダウンロードし、Anacondaを使用してローカル環境をセットアップする。
  • 🔗 スクリプトのパラメーターを変更することで、生成される画像のスタイルや数、解像度を自由に設定できる。

Q & A

  • Stable DiffusionとはどのようなAIですか?

    -Stable Diffusionはテキストから画像を作成できるAIで、無料で使用でき、自分のパソコンで動かすことも可能です。精度が高く、リアルな画像を生成することができる点で話題となっています。

  • Stable Diffusionを簡単に試す方法はありますか?

    -はい、公式サイトのデモ空間からプロンプトを入力して画像生成を試すことができます。日本語のデモもありますが、生成には時間がかかることに注意してください。

  • DreamStudioとは何ですか?

    -DreamStudioはStable Diffusionをウェブ上で実行するためのサービスで、より詳細な制御や迅速な生成が可能です。アカウントを作成して利用することができます。

  • Stable Diffusionで画像生成する際のパラメーターとは何ですか?

    -画像生成時に指定できるパラメーターには、画像のサイズ、cfg_scale(テキストに忠実な画像を生成する度合い)、steps(生成にかかるステップ数)、seed(ランダム性を持たせる値)などがあります。

  • Stable Diffusionを自分のパソコンで動かすにはどのようなハードウェアが必要ですか?

    -NVIDIAのグラフィックボードを使用し、少なくとも6.9GB以上のVRAMを搭載したモデルが必要です。Radeon版やAppleシリコン版は今後リリースされる予定です。

  • Stable Diffusionをローカル環境で実行するために必要なソフトウェアは何ですか?

    -Anacondaというソフトウェアをダウンロードしインストールする必要があります。これはPythonやその他の必要な環境を一括でインストールしてくれるパッケージです。

  • Stable Diffusionのモデルをダウンロードするにはどうすればいいですか?

    -Stable Diffusionの公式サイトやHugging Faceなどのサイトから学習済みモデルをダウンロードできます。アクセストークンの発行が必要になる場合があります。

  • Stable Diffusionで生成された画像はどこに保存されますか?

    -ローカル環境で実行した場合、通常はStable Diffusionのフォルダ内の'outputs'フォルダに生成された画像が保存されます。

  • Stable Diffusionで画像生成する際に使用できるコマンドは教えてください。

    -画像生成には'prompt'コマンドを使用し、その後に生成したい画像の内容を入力します。また、'--width'や'--height'で画像サイズを指定したり、'--seed'でランダムシードを指定することもできます。

  • Stable DiffusionをGoogle Colabで実行するにはどうすればいいですか?

    -Google ColabでStable Diffusionを実行する場合は、まずGoogleドライブにStable Diffusionのコピーを保存し、必要なライブラリやモデルをインストールした後に、コマンドを実行します。トークンの入力が必要になる場合があります。

Outlines

00:00

🌐 Introduction to Stable Diffusion AI

The speaker introduces an AI named Stable Diffusion, recently released and capable of generating images from text, similar to Midjourney but free and runnable on personal computers. The AI has gained attention for its high precision. The speaker aims to explain how to use Stable Diffusion, mentioning that there are various methods, such as using the official website or Colab. The speaker guides the audience to access a demonstration space on the official site, where they can input prompts to generate images, demonstrating the AI's realistic photo generation capabilities compared to Midjourney.

05:00

🎨 Exploring DreamStudio for Image Generation

The speaker proceeds to demonstrate the use of DreamStudio, a beta version accessible from the official page of Stable Diffusion, to generate images with more control and speed. After creating an account, the speaker navigates to the DreamStudio interface, which is simpler than Midjourney, allowing users to input prompts and adjust parameters on the side. The speaker experiments with generating an image of a gaming PC, noting the speed and quality of the output. They also discuss adjustable parameters like cfg scale, which affects the prompt fidelity of the generated image, and steps, which determine the processing time and resource consumption.

10:01

🔧 Setting Up Stable Diffusion Locally

The speaker outlines the process of setting up Stable Diffusion locally, emphasizing the need for an NVIDIA graphics card and a specific VRAM capacity. They mention upcoming support for Radeon and Apple Silicon. The speaker guides the audience through downloading the source code from GitHub, obtaining the model from the Hugging Face website, and installing Anaconda, a software that bundles necessary Python environments. They detail the steps to edit the environment file, create a new environment, and prepare the system for running Stable Diffusion, including troubleshooting tips for common errors.

15:02

💻 Running Stable Diffusion with Custom Parameters

The speaker demonstrates how to run Stable Diffusion locally using custom parameters to generate images. They explain the process of using the command prompt to input various parameters such as seed values, steps, and image dimensions. The speaker shows how to execute commands to generate images with specific characteristics, like aspect ratio and sample count, and discusses the trade-offs between image quality and system resources. They also mention the use of a modified version of the software that allows for easier execution and potentially lower VRAM usage.

20:04

🖼️ Generating Images with Artistic Styles

The speaker concludes by showcasing the ability to generate images with specific styles, such as Ghibli-style characters, using Stable Diffusion. They discuss the use of prompts and parameters to achieve desired artistic effects and aspect ratios. The speaker executes commands to generate a set of images with a cinematic aspect ratio and a specified sample count, demonstrating the flexibility and creative potential of Stable Diffusion for artistic image generation.

25:04

📢 Conclusion and Future AI Content Tease

In the final paragraph, the speaker thanks the audience for watching the tutorial on Stable Diffusion and encourages them to like and subscribe for more AI-related content. They express their intention to continue producing videos on AI, suggesting that viewers stay tuned for future content. The speaker wraps up the video with a summary of the capabilities of Stable Diffusion and its potential applications in creative image generation.

Mindmap

Keywords

💡Stable Diffusion

Stable Diffusionは、テキストから画像を生成できる最新のAI技術です。この技術は無料で使用でき、個人のパソコンで動作させることも可能です。精度が高く、リアルな画像を生成することができるため、話題を集めています。ビデオでは、Stable Diffusionを使用して夜空やゲームPCなどの画像を作成するデモが行われ、その生成された画像の質の高さが強調されています。

💡DreamStudio

DreamStudioはStable Diffusionのベータバージョンをウェブ上で実行するためのプラットフォームです。ビデオでは、このプラットフォームを使用して画像を生成する方法が説明されています。ユーザーはプロンプトを入力し、パラメーターを調整して画像を生成することができます。DreamStudioは生成速度が早く、パラメーターの調整がシンプルであることが特徴で、ビデオの中ではその利便性が紹介されています。

💡パラメーター

パラメーターはAIが画像を生成する際に使用する設定値を指し、画像のスタイルや質感を変化させるために調整されます。ビデオでは、cfg_scaleやsteps(手順数)などのパラメーターが紹介されており、それらを調整することで生成される画像に影響を与える例が説明されています。例えば、cfg_scaleを上げるとテキストに忠実な画像が生成される傾向があります。

💡Seed値

Seed値はランダムな画像生成プロセスにおいて、特定の結果を再現するために使用される値です。ビデオでは、Seed値を指定することで同じ画像を再生成することができると説明されています。これは、特定の画像が必要な場合に非常に役立ちます。また、Seed値を指定しない場合、毎回異なる画像が生成される点も触れられています。

💡Google Colab

Google Colabはクラウド上で機械学習モデルやデータ分析を実行できるプラットフォームです。ビデオでは、Google Colabを使用してStable Diffusionを動かす方法が紹介されています。Google Colab上でグラフィックボードを利用し、スクリプトを実行することで、ローカル環境に依存しないAIの画像生成を行うことができます。

💡NVIDIAグラフィックボード

NVIDIAグラフィックボードは、高性能な画像処理能力を持つハードウェアであり、AIやゲームなどにおいて欠かせないデバイスです。ビデオでは、Stable Diffusionをローカル環境で実行するためにはNVIDIAグラフィックボードが必要とされています。また、ビデオでは少なくとも6.9GB以上のビデオメモリを搭載したモデルが推奨されていると述べられています。

💡Anaconda

AnacondaはPythonプログラミング言語の配布版の一つであり、データサイエンスや機械学習に特化したパッケージ管理システムを備えています。ビデオでは、Anacondaを使用してStable Diffusionの環境をセットアップする方法が説明されています。Anacondaを通じて必要なライブラリやパッケージをインストールし、AIの実行環境を整えることが可能です。

💡GitHub

GitHubはバージョン管理システムとして知られるサービスで、主にソースコードの共有やプロジェクトのコラボレーションに使用されます。ビデオでは、GitHubからStable Diffusionのソースコードをダウンロードし、それをローカル環境で実行する方法が紹介されています。GitHubを通じて、オープンソースのAIモデルにアクセスし、カスタマイズやローカルでのテストを行うことができます。

💡コマンドライン

コマンドラインはコンピュータの操作を行うためのテキストベースのインターフェースです。ビデオでは、コマンドラインを使用してStable Diffusionのモデルを実行する方法が説明されています。Anacondaプロンプトやターミナルを通じて、特定のコマンドを入力してAIの画像生成プロセスを開始します。コマンドラインの操作は技術的な知識が必要ですが、高度なカスタマイズや制御が可能となります。

💡プロンプト

プロンプトはAIが画像を生成するために必要とされるテキスト入力であり、その内容に応じて画像のスタイルや主題が決まります。ビデオでは、プロンプトとして「夜空」や「ゲームPC」などのテキストを入力し、それに応じた画像が生成される例が紹介されています。プロンプトを通じて、ユーザーはAIによる画像生成プロセスを制御し、創造的な成果を得ることができます。

Highlights

紹介するAIは最近リリースされたStable Diffusionで、テキストから画像を作成できる。

Stable Diffusionは無料で使用でき、個人のパソコンでも動作する。

精度が高く、リアルな画像を生成することができる。

公式サイトから簡単に試す方法が紹介されている。

プロンプトを入力して画像が生成されるデモが体験可能。

生成された画像はリアルなフォト感覚で高品質。

DreamStudioというウェブサービスを通じて詳細なパラメーター設定が可能。

DreamStudioでは画像サイズや生成速度を調整できる。

cfg_scaleパラメーターで画像のテキスト忠実度を調節する。

ステップ数を増やすことでより高品質な画像が生成される。

画像生成のサンプリング方法を変更可能。

シード値を指定して同じ画像を再生成可能。

Google ColabでStable Diffusionを実行する方法が紹介されている。

Google Colab上でグラフィックボードを利用して処理速度を上げる。

Stable Diffusionの学習済みモデルにアクセスするためのトークンの取得方法。

自分の環境でStable Diffusionを実行するためのハードウェア要件が説明されている。

NVIDIAグラフィックボードと6.9GB以上のVRAMが推奨される。

GitHubからStable Diffusionのソースコードをダウンロードする方法。

Anacondaを使用してPython環境をセットアップする。

モデルファイルをダウンロードしてローカル環境に配置する。

コマンドラインからStable Diffusionを実行し画像生成を行う。

パラメーターを用いて画像のサイズやスタイルを細かく調整する。

プロンプトを用いた画像生成のパラメーター一覧が提示されている。

Stable Diffusionの動画の視聴でAI画像生成の理解が深まる。